2020-2022
社内にML知見ゼロの状態から独学でAIモデル開発を立ち上げ、デジタルサイネージ広告効果測定の新規事業をゼロから事業化
背景 / Background
デジタルサイネージの広告効果を視聴者属性(年齢・性別)と視聴率で計測する自社の新規事業を立ち上げることになった。ただし社内に機械学習・IoTの知見を持つメンバーがおらず、技術の実現可能性の証明からのスタートだった。
制約 / Constraints
- 社内にML・IoTのナレッジが無い(独学での技術立ち上げ)
- エッジデバイスでのリアルタイム処理
- プライバシーへの配慮(顔識別ではなく属性推定)
- 様々な設置環境(照明条件、カメラ角度)への対応
打ち手 / Approach
「作れるか」を最速で証明する方針。年齢推定・顔属性検出モデルを独学で開発して実現可能性を実証し、そのうえで機種・カメラ選定から推論基盤まで一気通貫で設計。プログラマー7名のチームのML・IoT検証をリードして事業化を推進した。
実装 / Implementation
PyTorch/OpenVINO で年齢推定モデルを作成しエッジで推論を実行。AWS IoT Core/Greengrass によるエッジコンピューティング構成に、Lambda・SageMaker と連携したデータ収集・分析パイプラインを構築。
成果 / Results
- ナレッジゼロの組織で新規事業の技術基盤をゼロから確立
- 複数の商業施設での実証実験に成功し事業化を前進
- リアルタイム属性取得と視聴率ダッシュボードをサービスとして提供
- 7名チームのML・IoT検証をリード
学び / Learnings
新規事業の初速は「技術的に作れるか」を最速で証明できるかで決まる。組織に知見が無くても、自ら検証を回し切れば事業は立ち上げられる。この経験が現在の生成AI全社導入の推進力にもつながっている。